森とこころの研究所は、自然とつながることで生き物としての生命感覚を取り戻し、
心身ともに健康になっていく人が一人でも増えて欲しいという思いで立ち上げました。
アメリカ、カリフォルニア州に、ボディ・マインド・スピリットを
総合的に探求するリトリート施設である「エサレン研究所」という場所があります。
ここでは、さまざまなセラピーやボディーワークを通して
人間の潜在能力の覚醒を目指す心理療法・身体開発の場を提供しているのですが、
その日本版をできないか、という試みが
2012年に立ち上げた「保健農園ホテルフフ山梨」でした。
保健農園ホテルフフ山梨では、山梨県の自然豊かな施設で森林セラピーができ、
農園で取れた新鮮な野菜を使った食事を提供し、
ヨガや坐禅などのプログラムを受けることで、
こころと身体の健康を向上させる宿泊体験ができる場所でした。
残念ながら現在は閉館してしまったのですが、
この施設に足を運ぶことで、夜ぐっすり眠れるようになった方や、
血圧が下がった方を数多く見てきました。
そんな日々を通じて、森林が人間にもたらしてくれる癒しの力を改めて確信し、
もっと広くたくさんの人に森の素晴らしさ伝えたい、と
立ち上げたのが「森とこころの研究所」です。
心理士、ボディワーカー、など様々な領域の専門家と繋がりながら、
「生命体としてしあわせに生きる」為に実験し、その知恵を広げていきたいと考えています。
春日 未歩子
精神保健福祉士/日本精神保健福祉士協会 認定スーパーバイザー/公認心理師 2級キャリア・コンサルティング技能士/ICC国際コーチ連盟認定コーチ SST普及協会 認定講師
精神科医療機関で9年間、その後EAP機関で16年間、企業や自治体のメンタルヘルス対策に取り組む。セルフケア・ラインケア研修を500件以上実施し職場内の環境改善や、精神的不調による復職支援400人にレジリエンスを高めるサポートを行う。2012年から自然環境を活用して心身を整えるプログラム付き宿泊施設「保健農園ホテルフフ山梨」を立ち上げ9年間運営。日本唯一のスパ&ウェルネスアワードである「クリスタルアワード」でイノベーション部門賞を受賞した。その後、コロナ禍の影響により閉館となったため、森とこころの研究所として独立。2023年に法人化し、一般社団法人森とこころの研究所の代表理事となる。森と人をつなげ、心の健康と成長を促し、自らの力をのびのび発揮して自然体で生きられるサポートを行っている。
田中 千佐子
アレクサンダー・テクニーク(ATI) /ソマティック・エクスピエリエンシング® SEP/ SE TMインターナショナルオーガナイザー/ベイツメソッド/薬剤師・臨床検査技師
大阪府立羽曳野病院で20年病院検査室勤務の後、外資系化学薬品会社で薬剤師として勤務。仕事に打ち込む内に、団塊世代特有の「頑張ること」「闘争に勝ち抜くこと」が身に染み付いてしまい、喘息、怪我、更年期障害など次から次へと体にトラブルが起こり、体を壊していくという悲惨な状態に。そこからアレクサンダー・テクニークをはじめ様々なメソッドに出会い学ぶ。自分自身の体験と理論を元に、「体はあなたの味方」「体とともにいる楽しさ」を皆さんと探求しながら、心とカラダのベストバランスを見つけるお手伝いをしています。
小田梨恵子
株式会社エコキャリ代表取締役 公認心理師/キャリアコンサルタント/社会福祉士/産業カウンセラー
静岡県富士宮市出身。新卒で大手企業にてシステムエンジニアとして勤務し、新規事業コンテストで優秀賞を受賞するなどやりがいを持って働いていたが、激務に疲弊した経験から、働く人のメンタルヘルスやキャリアに興味を持ち、相談を受けるカウンセラーの道にキャリアチェンジ。その後、10年間の専業主婦を経て、行政での0‐18歳のこども家庭相談に携わる。企業ではキャリアコンサルティング・メンタルヘルスカウンセリング・研修、ワークショップなどを行っており、相談対応件数は10年間で約3,000件。また、2018年に地元にUターン移住し、創業後の女性支援や、地方創生事業の立ち上げなどにも携わっている。
- 法人名
- 一般社団法人森とこころの研究所
- 設立
- 2023年1月16日
- 代表理事
- 春日未歩子
- 理事
- 田中千佐子 小田梨恵子
- 目的
- すべての人が能力を活かして健康に働ける社会にするために、人と自然をつなげ、心身の健康向上に寄与する
- 定款
- こちらから(PDFがひらきます)